【9月12日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は13日にホームでのSCフライブルク(SC Freiburg)戦を控え、けが人に悩ませられている。

 欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)のアーセナル(Arsenal)戦も迫る中、ドルトムントはマルコ・ロイス(Marco Reus)、ヌリ・サヒン(Nuri Sahin)、ヤクブ・ブワシチコフスキ(Jakub Blaszczykowski)が離脱しており、マッツ・フンメルス(Mats Hummels)は体調不良、チロ・インモービレ(Ciro Immobile)にも欠場の可能性がある。

 さらに、フライブルク戦でドルトムント復帰後初の出場を期待されていた香川真司(Shinji Kagawa)が、股関節に問題を抱えたため11日の練習を切り上げた。

 ドルトムントのユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は、在籍した最初の2シーズンで2度のリーグ優勝を飾った香川を、すぐさま起用することを望んでいる。

「土曜日(13日)の雰囲気とサポーターの喜びが彼を駆り立てるという良い予感がする」とクロップ監督は語ったものの、香川が期待できるのはよくてもベンチに座ることだろうとしている。

 ロイスは欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)予選のスコットランド戦で再び足首を負傷して4週間の離脱が決まり、さらにヨナス・ホフマン(Jonas Hofmann)をレンタル移籍でマインツ05(Mainz 05)に放出しているため、ドルトムントは香川の状態をしっかりと整えなくてはならない。

 16日にチャンピオンズリーグのアーセナル戦を控えるクロップ監督は「もう数週間待つということはできない」と語った。

「シンジはすでに、チームにとって非常に重要な存在だ」

(c)AFP/Mark RODDEN