【9月11日 AFP】英国のスパイ、ジェームズ・ボンド(James Bond)を主人公とした映画「007」シリーズ中の2作品で、金属の歯を持つ大柄の「ジョーズ」を演じたリチャード・キール(Richard Kiel)さんが、米カリフォルニア(California)州フレズノ(Fresno)の病院で死去した。74歳。病院の広報担当者が10日、明らかにした。

 身長218センチのキールさんは、巨人や悪役など数々の役を演じてキャリアを積んだ。

 キールさんは他にも、1996年公開のコメディー映画『俺は飛ばし屋 プロゴルファー・ギル(Happy Gilmore)』で、主演のアダム・サンドラ―(Adam Sandler)さんと共演した他、米アカデミー賞(Academy Awards)にノミネートされたディズニー(Disney)のアニメ映画『塔の上のラプンツェル(Tangled )』ではブラッドの声を担当した。

 しかし、キールさんを一躍有名にしたのは、「007」への出演だ。1977年公開の『007 私を愛したスパイ(The Spy Who Loved Me)』では、主演のロジャー・ムーア(Roger Moore)さんとの戦いでたちまち映画ファンを魅了し、2年後には『007 ムーンレイカー(Moonraker)』にも出演した。

 キールさん死去の一報を最初に伝えた芸能情報サイト「TMZ」は、キールさんは先週、脚を骨折したためフレズノの病院に入院していたと報じていた。(c)AFP