■世界王者ドイツ、迫られる守備陣の立て直し

 ドイツはW杯での成功をもう少し長く味わうことを許されても良さそうではあるが、代表を引退したフィリップ・ラーム(Philipp Lahm)、ミロスラフ・クローゼ(Miroslav Klose)、ペア・メルテザッカー(Per Mertesacker)に加え、メスト・エジル(Mesut Ozil)やユリアン・ドラクスラー(Julian Draxler)、マッツ・フンメルス(Mats Hummels)らのけが人を欠く中、7日にドルトムント(Dortmund)で予選グループDの初戦スコットランド戦を迎える。

 ドイツは3日に行われたW杯決勝の再戦でアルゼンチンに2-4と敗れたが、ヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督は、新たなディフェンス陣がスコットランド相手に機能することを望んでいる。

「心配はしていない。我慢が必要で、守備も時間がたてば落ち着くだろう。彼らは皆才能ある選手だが、経験を欠いている。何シーズンも経験している選手に取って代われる準備ができているとは、こちらも思っていない。長期的に考えていく必要がある」

 ドイツは欧州選手権予選のここ51試合で1度しか黒星を喫していない。そんなドイツの予選突破を疑う者はほぼいないが、その中でポーランド、スコットランド、アイルランド、グルジアはグループ突破の希望を胸に抱いている。

 スコットランド代表指揮官に就任し、チームを立て直しているゴードン・ストラカン(Gordon Strachan)監督は、「ドイツが予選突破するだろう。このグループは、残り2つのスポットを狙うミニリーグだ」とコメントしている。

 そして同グループには、今回史上初めて予選に参加するジブラルタルの姿もある。予選初戦のポーランド戦は、現在スタジアムの建設を待っているため、ポルトガルのファロ(Faro)で行われる。