準決勝へ進むまでに2試合連続のフルセットで8時間半を超す戦いに臨んでいたものの、その疲れもみせずに錦織は第1セットでブレークを奪い、ゲームカウント2-1とリードを奪った。すぐさまジョコビッチはブレークバックしたものの、再び錦織がブレークして4-3とした。最後はジョコビッチのサービスリターンがネットにかかり、錦織は39分でこのセットを奪った。

 それでもジョコビッチはその不調を振り切ると、6本のサービスエースを決めるなどして第2セットの第4、第6ゲームでブレークを奪い、セットカウントをタイに戻した。

 暑さの中で意気消沈するかと思われた錦織だったが、7度のジュースで11分にも及んだ第3セットの第3ゲームで4度のブレークポイントを乗り切った。

 第8ゲームで錦織はブレークを奪い5-3とリードしたものの、次ゲームではこの試合2度目のダブルフォールトですぐさまブレークバックを許した。

 コート内の気温が上がる中、迎えたタイブレークで錦織は5-2とリードを奪い、最後はジョコビッチのフォアハンドが外れてこのセットを取った。

 ここで手綱をしめた錦織は第4セットの最初のゲームでブレークを奪うと、次ゲームでも3度のブレークポイントをしのいでリードを広げ、試合をほぼものにした。

 ノックダウン寸前のジョコビッチは、第9ゲームでフォアハンドが外れ、錦織が歴史にその名を刻んだ。(c)AFP/Dave JAMES