【9月6日 AFP】ボクシング、WBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦が5日、東京で行われ、王者の八重樫東(Akira Yaegashi)は同級1位の挑戦者ローマン・ゴンサレス(Roman Gonzalez、ニカラグア)に9回TKOで敗れ、王座陥落した。

 これまでの戦績を39勝0敗としてこの試合に臨んだゴンサレスは、八重樫を完全に圧倒して台本を引き裂き、防衛の望みを打ち砕いた。

 ゴンサレスは1回のゴングから王者に攻めかかると3回にダウンを奪い、その後も八重樫は挑戦者に対して為す術がなかった。

 9回残り46秒でゴンサレスから鋭い左を見舞われた八重樫は、レフェリーに諭されながら膝をついて涙し、TKOを喫した。(c)AFP