【9月6日 AFP】サッカー国際親善試合が5日、各地で行われ、ブラジルは1-0でコロンビアに勝利した。

 W杯ブラジル大会(2014 World Cup)で、惨敗の末に大会から姿を消して以来となった試合で、ブラジルはネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が後半にFKから決勝点を決めた。母国開催のW杯準決勝のドイツ戦で、ブラジルは1-7と大敗を喫していた。

 W杯で2-1とコロンビアを破っていたブラジルは、後半38分にネイマールがFKから得点を決めている。後半開始直後にコロンビアは、ネイマールへのファウルでフアン・クアドラド(Juan Cuadrado)が退場処分となり、10人での戦いを強いられていた。

 ネイマールは、W杯の代表メンバー23人から10人を選出したブラジルのドゥンガ(Dunga)新監督に任命されてから、初めて主将としてこの試合に臨んだ。W杯のコロンビア戦ではフアン・スニガ(Juan Zuniga)からの膝蹴りを受けて背中を負傷していたネイマールだが、その負傷からも全快しており、主将任命が効果をもたらしたようにみえる。

 ネイマールは、9日に行われるエクアドルとの親善試合でも、主将を務める見込みとなっている。(c)AFP