【8月27日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)プレーオフ、ベシクタシュ(Besiktas)との第2戦を控えるアーセナル(Arsenal)のアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は26日、オリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)が足の負傷のため試合を欠場すると明言した。

 ジルーは足首を痛め、2度目の検査の結果を待っている状況ながら、3か月の長期離脱になる恐れも出ている。本人はこの日、専門家の診察を受けており、離脱期間の詳細は後日明らかになる。

 ベンゲル監督は「オリヴィエはベシクタシュ戦には出場せず、専門家の診察を受ける。復帰までどれくらいかかるかは、その後の発表になる」とコメントした。

 27歳のジルーは、チームが2-2で引き分けた敵地グディソン・パーク(Goodison Park)でのエバートン(Everton)戦で、試合終了間際に勝ち点1を呼び込む同点ゴールを決めたが、その直後に負傷した。

 ジルーはいったん検査を受けたものの、患部が腫れていたためうまくいかず、けがの詳しい程度を調べるには、腫れが引いてから改めて検査しなければならなかった。

 仮にジルーが長期離脱となった場合、ベンゲル監督は、移籍市場を探って代役を見つけてくる必要に迫られる可能性もある。

 監督は「(長期離脱の)可能性はある。明日には分かる。(骨折かどうかは)分からない。われわれにとっては残念だ」と話した。

 ベシクタシュ戦では、新加入のアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)が1トップに入るとみられるが、ヤヤ・サノゴ(Yaya Sanogo)やルーカス・ポドルスキ(Lukas Podolski)、ホエル・キャンベル(Joel Campbell)の先発起用もあり得る。

 チームは、19日にイスタンブール(Istanbul)で行われた第1戦を0-0のスコアレスドローで終えている。(c)AFP