【8月20日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)は19日、各地でプレーオフ第1戦が行われ、アーセナル(Arsenal)はベシクタシュ(Besiktas)と0-0で引き分けた。

 アーセナルのアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は、難しい試合だったため敵地イスタンブール(Istanbul)で引き分けという結果は「妥当」だとしながらも、主審のパフォーマンスには疑問を呈している。

 セルビア出身のミロラッド・マジッチ(Milorad Mazic)主審は、この試合でアーセナルのアーロン・ラムジー(Aaron Ramsey)に対して2枚のイエローカードを提示しているが、ベンゲル監督はどちらの判定も正当ではないとしている。

 ベンゲル監督は、ベシクタシュ側の反則が罰せられていないことを指摘し、「ラムジーに提示されたイエローカードは、最初も2枚目も正当とはいえない」とコメントしている。

「この試合で見られたいくつかのファウルと、ラムジーに対するレッドカードは受け入れられない。後半の主審のパフォーマンスはとてもひどかった」

 これまで計12回出場した欧州チャンピオンズリーグのプレーオフをすべて突破しているベンゲル監督は、「ハイペースで進んだ難しい試合」と評価し、100パーセントの状態でプレーしたベシクタシュを称賛した。

 結果について質問されたベンゲル監督は、厳しい試合だったため、「妥当」な結果だと答えた。

「われわれは常に勝利を求めている。それがどうだ、今日はどちらに転んでもおかしくはなかった。引き分けは妥当な結果だといえる」

 そしてベンゲル監督は、英ロンドン(London)で行われる第2戦に向けて、「われわれはベシクタシュが良いチームだと知っているし、試合が厳しくなることも分かっている。だが、やるべきことは明白だ」とコメントした。(c)AFP