【8月26日 AFP】マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)が、イングランド・プレミアリーグ史上最高額の移籍金5970万ポンド(約103億円)でレアル・マドリード(Real Madrid)からアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)を獲得するという。25日、英メディアが報じた。

 英国放送協会(BBC)を含むいくつかのメディアは、数日間にわたるレアルとの交渉の末、ユナイテッドがディ・マリア獲得に関する契約を締結させたと伝えている。

 26歳のディ・マリアは、25日夜にユナイテッドの練習施設に到着したとされており、週給20万ポンド(約3400万円)の5年契約を結ぶとされている。

 ディ・マリアのユナイテッド移籍は26日にも完了するとみられており、2011年にチェルシー(Chelsea)がスペイン代表のフェルナンド・トーレス(Fernando Torres)獲得にあたり用意した、リーグ史上最高額の移籍金5000万ポンドを上回ることになる。

 ユナイテッドは、2002年にリーズ・ユナイテッド(Leeds United)からリオ・ファーディナンド(Rio Ferdinand)を獲得した際、プレミアリーグの移籍金最高額を記録していた。今回の契約では、チェルシーからフアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)を獲得した際に支払った、クラブ史上最高額の3710万ポンドも更新することになる。

 レアルのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、ディ・マリアがチーム練習には参加せず、別れのあいさつに来たと話していた。

 ディ・マリアの獲得は、左サイドバックのルーク・ショー(Luke Shaw)、MFのアンデル・エレーラ(Ander Herrera)、アルゼンチン代表DFのマルコス・ロホ(Marcos Rojo)に続く、ルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)政権下での目玉人事になる。

 これまで代表戦52試合に出場しているディ・マリアは、30日のバーンリーFC(Burnley FC)戦でデビューを飾る可能性もある。ユナイテッドは今季2試合を終え、まだ白星を挙げることができていない。

 ポルトガル1部リーグのベンフィカ(Benfica)でもプレーした経験があるディ・マリアは、レアルで2011-12シーズンのリーグ優勝や、欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)制覇を経験した。

 W杯ブラジル大会(2014 World Cup)で、アルゼンチンの決勝進出に貢献したディ・マリアは、国際サッカー連盟(FIFA)の最優秀選手候補にもノミネートされた。しかしベルギーと対戦した準々決勝で負傷したディ・マリアは、その後の試合で欠場を余儀なくされた。(c)AFP