【8月24日 AFP】中国国営新華社(Xinhua)通信は24日未明、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の報道当局の情報を引用して、「テロ攻撃」事件の死刑囚8人の刑が執行されたと伝えた。具体的な執行日は不明。

 死刑が執行されたうち3人は2013年10月、北京(Beijing)の天安門(Tiananmen)広場で車が群集に突入した後に炎上した事件の「首謀者」とされていた。この事件では旅行者2人と実行犯3人が死亡し、中国政府は同自治区の分離独立を目指す勢力の犯行と主張していた。

 残る5人はそれぞれ、13年に同自治区アクス(Aksu)で起きた警官襲撃事件(1人)、テロ組織の結成と指導(1人)、過激な宗教思想に関する視聴覚物の視聴と罪のない市民1人の殺害(1人)、11年と13年の警官襲撃事件(2人)に関与したという。(c)AFP