波乱のデイと安定のフューリックが首位、ザ・バークレイズ
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【8月24日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、フェデックス・カップ(FedEx Cup 2014)のプレーオフ初戦、ザ・バークレイズ(The Barclays 2014)は23日、米ニュージャージー(New Jersey)州パラマス(Paramus)のザ・リッジウッド・カントリー・クラブ(The Ridgewood Country Club)で3日目が行われ、ジム・フューリック(Jim Furyk、米国)とジェイソン・デイ(Jason Day、オーストラリア)が、通算9アンダーで首位タイに立った。
この日スコアを3つ伸ばしたデイだが、その中身は7バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの乱調ぶりだった。一方のフューリックは、パー5の13番とパー4の16番でバーディーを奪い、ノーボギーで3日目を終えている。
デイは、パー3の2番とパー5の3番で連続バーディーを記録すると、6番のバーディーの直後に7番でボギーをたたいてしまう。
バックナインをバーディーからスタートしたデイだが、13番で痛恨のダブルボギーをマーク。その後、15番から連続バーディー、パー5の17番でボギー、最終18番では再びバーディーと、浮き沈みの激しい一日になった。
デイは今季、2月に行われた世界ゴルフ選手権2014(World Golf Championships 2014)第1戦のアクセンチュアマッチプレー選手権2014(WGC-Accenture Match Play Championship 2014)で優勝している。
フューリックは、2010年のザ・ツアー選手権(THE TOUR Championship 2010)以降タイトルに見放されており、最終日に逆転されるという悔しい思いを何度も味わっている。今季は、ザ・プレーヤーズ選手権(The Players Championship 2014)、ウェルズ・ファーゴ選手権(Wells Fargo Championship 2014)、そして最終日まで首位を堅持していたカナディアン・オープン(RBC Canadian Open 2014)で、2位フィニッシュを経験した。
ハンター・メイハン(Hunter Mahan、米国)が1打差の単独3位に入り、マット・クーチャー(Matt Kuchar)やケビン・ナ(Kevin Na)ら米国勢7選手が、通算7アンダーで4位タイに並んでいる。
第143回全英オープン(The 143rd Open Championship)からのPGAツアー4連勝を目指すロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)は、首位と5打差の23位タイにつけた。(c)AFP