【8月21日 AFP】女子テニス、コネティカット・オープン(Connecticut Open 2014)は20日、シングルス2回戦が行われ、大会第4シードのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)は4-6、2-6でイタリアのカミラ・ジョルジ(Camila Giorgi)に敗れ、大会から姿を消した。

 元世界ランキング1位で、この大会を過去に4度制しているボズニアツキだが、この日は1時間18分であっさりと敗戦した。勝利したジョルジは、準々決勝で、予選から勝ち上がった彭帥(Shuai Peng、ポン・シュアイ、中国)を6-2、3-6、6-3で下したスペインのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza)と対戦する。

 世界ランキング38位のジョルジは、過去に2度ボズニアツキと対戦しており、昨年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2013)では勝利したが、今年のエイゴン国際(AEGON International 2014)では敗れていた。

 一方のボズニアツキは、四大大会(グランドスラム)では2009年の全米オープンで記録した準優勝が最高成績となっており、エール大学(Yale University)で開催されるこの大会は2008年から2011年にかけて4連覇を飾っていたが、これで同大会の成績も24勝3敗となっている。

 24歳のボズニアツキは、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)以降はここまで2敗しかしておらず、そのどちらも、現世界ランキング1位のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)に3セット目で敗れたものだった。

 ボズニアツキは「ブレークチャンスがかなり少なくなるのは最初から分かっていたのに、チャンスが来た時にきちんと決められなかった。もっと攻撃的に行って、相手を押し返さなくちゃならないのは分かってたけど、それをやり切れなかった。相手はとても良くて、私はだめだった」とコメントした。

 しかし敗れたことで、25日から開幕する今シーズン最後のグランドスラム、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)へ向けて、準備にあてられる時間は数日増えた。

「ここにもっと長くいられたら良かったけど、今年はそうはいかなかった。今はとにかく、何かポジティブな要素を見つけなくちゃ。全米オープンへ向けて、休養と練習にあてられる時間が何日か増えたとかね」

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