■人権団体「ダイバーシティー・コアリション」への支援表明

 ナオミがマンデラ氏と初めて対面し、一緒に慈善活動を開始したのは1993年。その後、2人はマンデラ氏が昨年12月に95歳で亡くなるまで親交を深めていった。

 昨年9月にナオミは、秋のファッションウィークで、非白人のモデル起用数がゼロか1人だけだった有名デザイナーたちを公然と批判した人権団体「ダイバーシティー・コアリション(Diversity Coalition)」への支援を表明。同団体は、ナオミが「第2の母」と慕う元モデルエージェントのベサン・ハーディソン(Bethann Hardison)が発起人で、プロの黒人モデルを増やす活動に尽力している。

 ナオミはAFPに対し「アジア人も、黒人も、多国籍の子も、みんな助けを必要としています。私たちはどの少女も支援しなければなりません。ダイバーシティーコアリションは、まさにそのための活動を行っています」と語った。

 ナオミ以前にも、ソマリア人モデルでデヴィッド・ボウイ(David Bowie)を夫に持つイマン(Iman)やエチオピア出身のリヤ・ケベデ(Liya Kebede)が同団体を支援している。またジョーダン・ダン(Jourdan Dunn)やジョアン・スモールズ(Joan Smalls)、シャネル・イマン(Chanel Iman)といった黒人モデルらもナオミの後に続き支援を表明した。