【8月13日 MODE PRESS】東京・恵比寿ガーデンプレイスの開業20周年を記念したイベント「Love Letter Project’ 14」が17日まで開かれている。

 会期中、書家の紫舟(Sisyu)とチームラボ(teamLab)がコラボレーションしたデジタルアート作品「降りそそぐ言葉、舞いおりる花 - 夏」が、センター広場の特設ドームで公開されている。紫舟が選んだ言葉の「書」がドームに映し出された天からゆったりと降り注ぎ、書の傍らで生まれた花が舞い降りながら咲きわたっていく様は圧巻。ドーム内には人工芝が敷き詰められており、横になりながらリラックスした雰囲気で作品を楽しめる。

 紫舟は「文化に多様性をもたせることは、文化が長持ちする一つの秘訣。書という文化も、個展や現代的な創作以外に、高校生の書道パフォーマンスのような大人数で全身を使って書く書があってもいいし、デジタルの書があってもいいと考えた」とコメント。作品の楽しみ方について尋ねると「大人の街、恵比寿ガーデンプレイスに展示する作品なので、大人の女性に知ってもらいたい言葉を30種類ほど集めた。私の中では、ドームは夏の鎌倉というイメージ。寝転んで天を仰いで、たくさんの言葉の星が降り注いでくるのを楽しんでほしい」と語った。

■イベント概要
・Love Letter Project’ 14
会期:2014年8月2日(土)~8月17日(日)11:00~22:00
場所:恵比寿ガーデンプレイス センター広場
住所:東京都渋谷区恵比寿4-20
参加費:無料
(c)MODE PRESS