【8月11日 AFP】トルコ大統領選挙は10日、第1回投票でレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)首相(60)が勝利し、決選投票に持ち込まずに当選を決めた。トルコが独裁支配に向かいつつあるとの不安も広がる中、エルドアン氏は強力な国家元首となることを約束している。

 公式開票結果によると、開票率99%の時点でエルドアン首相は51.8%の票を獲得し、有力対立候補エクメレディン・イフサンオウル(Ekmeleddin Ihsanoglu)氏の38.6%に大差をつけた。

 トルコ大統領はこれまで議会が選出してきており、国民が直接大統領を選ぶ選挙は今回が初めて。2003年から首相を務めるエルドアン氏はこの勝利により、2024年まで2期連続で大統領を務める可能性も生まれた。

 エルドアン首相は、これまで儀式的役割を果たしてきた大統領に、強力な執行権を付与する計画を明言している。首相が率いるイスラム系の与党・公正発展党(AKP)が憲法改正に成功すれば、トルコの政治制度はよりフランスのものに近づくこととなる。エルドアン氏の大統領就任は8月28日の予定。(c)AFP/Fulya OZERKAN, and Stuart WILLIAMS in Istanbul