■ペイサーズのバート球団社長「ひどく心配している」

 2年連続でオールスターに選出されていた24歳のジョージは、昨季80試合に出場し、1試合平均21.7得点、6.8リバウンド、3.5アシストを記録していた。そしてペイサーズはイースタンカンファレンス決勝まで勝ち進んだものの、マイアミ・ヒート(Miami Heat)に敗れた。

 ペイサーズのラリー・バード(Larry Bird)球団社長は、チームがジョージの状態を観察していることを明らかにしている。

 バード球団社長は声明で、「われわれは1日夜にラスベガスで行われた米国代表のエキシビションマッチで、ポール・ジョージが負傷したことを把握しており、言うまでもなくひどく心配している」とコメントした。

「現段階では、われわれの考えと祈りはポールとともにある。われわれはまだ情報を集めており、2日には新たな声明を発表する」

 ジョージと一緒にコートでプレーしていた選手たちは、動揺を隠しきれず、誰一人として報道陣にコメントすることはなかったが、ヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)でプレーするハーデンは、自身のツイッター(Twitter)で「ポール・ジョージと彼の家族に祈りをささげる」と投稿し、ジョージの早期回復を祈った。(c)AFP