ヒディンク新監督、「ファン・ハールの方針を引き継ぐ」
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【8月2日 AFP】サッカーオランダ代表の新監督に就任したフース・ヒディンク(Guus Hiddink)氏が1日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)でチームを3位に導いたルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)前監督の方針を引き継ぎ、良い仕事をすると約束した。
1990年代にオランダ代表の指揮を執り、1998年のW杯フランス大会でチームをベスト4に導いたあと3年間の第一次政権を終えたヒディンク監督は、この日行われた記者会見で、「たくさん変える必要はない」と語った。
ヒディンク監督は、引き続きロビン・ファン・ペルシー(Robin Van Persie)が主将、アリエン・ロッベン(Arjen Robben)が副主将の役割を務めるだろうと話し、両選手が今後もチームに招集されることを示唆している。
ヒディンク監督の契約は、フランスで開催される2016年の欧州選手権(UEFA Euro 2016)までとなっており、その後はアシスタントコーチを務めるダニー・ブリント(Danny Blind)氏が引き継ぐことになっている。
また、元オランダ代表ストライカーのルート・ファン・ニステルローイ(Ruud Van Nistelrooy)氏もアシスタントコーチとして入閣している。
ヒディンク監督は、「監督就任初日となった今日、とても大きな情熱を感じている」と語り、準決勝ではPK戦の末にアルゼンチンに敗れはしたものの、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)でみせたチームのパフォーマンスを称賛した。
「まずはルイス・ファン・ハール氏と、彼の下で仕事をした選手、スタッフを称賛したい」
W杯終了後にイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)の指揮官に就任したファン・ハール氏は、オランダの伝統ともいえる攻撃的スタイルを放棄したとして、W杯開幕前までオランダ国内のメディアから批判を浴びていた。
しかし、3バックを採用したファン・ハールの新しいカウンター攻撃は、グループ初戦で前回王者スペイン相手に5-1で勝利を収めるなど世界中を驚かせ、オランダは期待以上の結果を残した。
ヒディンク監督は、オランダ代表が得た信頼を維持するためにファン・ハール監督の方針を変更しないことを示唆し、「生き残るための本能」を浸透させていくことを明らかにしている。
67歳のヒディンク監督は、2002年のW杯日韓大会で韓国をベスト4に導くと、その後はトルコ、オーストラリア、ロシアの代表チームで指揮を執った。2013年7月にロシア・プレミアリーグのアンジ・マハチカラ(Anzhi Makhachkala)の監督を辞任して以降、どのチームとも契約していなかった。(c)AFP