【8月1日 AFP】イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)への攻撃を開始してから24日目となる7月31日、パレスチナ側の死者が1442人に上り、これまでの最多だった2008年末から09年にかけての3週間に実施されたイスラエル軍の攻撃による死者数を上回った。

 ガザ地区の救急当局によると、イスラエルの攻撃で同日、少なくとも44人が死亡し、またそれまでに負っていた傷が原因でさらに13人が死亡した。同日の攻撃では、新たに8200人が負傷した。

 08年のクリスマス後に始まったイスラエルの「キャスト・レッド作戦(Operation Cast Lead)」では、ガザ地区からのロケット弾攻撃阻止の名目で、海沿いに細く延びる同地区に部隊が進攻した。パレスチナの医療当局筋や医療関係者によると、その時の攻撃では、パレスチナ人1440人が死亡し、5300人が負傷した。(c)AFP