【7月31日 AFP】南アフリカ・ヨハネスブルク(Johannesburg)のショッピングセンターで、着ていた服を脱いで全裸になった女性が、同施設にある故ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元大統領の巨大な像に優しい手つきで触れ始め、近くにいた人々を驚かせる出来事があった。地元メディアが30日、伝えた。

 現場に居合わせた人々によると、28日の午後4時ごろに同市内の高級地区にある商業施設「ネルソン・マンデラ・スクエア(Nelson Mandela Square)」に現れたこの若い女性は、像の前で敬礼した後に服を脱ぎ始めた。

 ツイッター(Twitter)に投稿された写真には、全裸になった女性が自分の額を像の膝部分にあてて寄りかかる様子が捉えられていた。

 近くのレストランで働くウエートレスが地元紙スター(The Star)に語ったところによると、女性のこの行動に周囲の男性らは釘付けになっていたとされ、ウエイターは注文を間違い、女性を近くで見ようと立ち上がった男性客は妻に頭をひっぱたかれていたという。

 ネルソン・マンデラ・スクエアのマーケティング担当者によると、警備員に服を着るよう求められた女性は、その指示に従い、質問には一切答えずにその場を立ち去ったという。(c)AFP