ニバリが大会4勝目、総合でも差広げる ツール・ド・フランス
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【7月25日 AFP】2014ツール・ド・フランス(2014 Tour de France)は24日、第18ステージ(ポーからオタカム、145.5キロメートル)が行われ、アスタナ(Astana Pro Team)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)が今大会4勝目を挙げて、独走態勢を際立たせた。
トップから1分10秒遅れのステージ2位に入ったFDJ・ポワン・エフエール(FDJ.fr)のティボー・ピノ(Thibaut Pinot、フランス)が、総合で3位から2位に順位を上げたが、ニバリはこの勝利でピノとの差を7分10秒に広げた。
フィニッシュへ続く山岳ポイント超級カテゴリーの13.6キロメートルに及ぶ上り坂を前に、オタカム(Hautacam)の麓でメーン集団からスカイ(Sky Pro Cycling)のミケル・ニエベ(Mikel Nieve、スペイン)とアージェードゥゼル・ラ・モンディアル(AG2r - La Mondiale)のブレル・カドリ(Blel Kadri、フランス)が先頭に飛び出した。
ニエベがカドリを振り切って逃げに出たものの、ニバリを擁するアスタナがコントロールするメーン集団はニエベとの差を1分30秒にまで縮めた。
その後、残り10キロメートルでアタックを仕掛けたニバリは、すぐさまニエベをとらえると、その後は独走でフィニッシュした。
総合で差を広げたニバリにとって、この日の敵はライバル選手ではなく、観客だった。上り坂でニバリは、写真を撮ろうと身を乗り出していた女性と交錯。ニバリの肩が若い女性観客の腕に当たったが、ニバリにけがはなく、そのままレースを続行した。
残り3ステージとし、優勝は確実になったも同然という中、ニバリはこういったアクシデントがまだ皮算用をしてはいけないことを示していると語った。
「ステージ優勝はとてもうれしいし、順調にアドバンテージを広げられたので、次のステージと26日のタイムトライアルは落ち着いて臨みたい」
「女性と交錯したけれど、それほど危険ではなかった。でもこれがツール・ド・フランスさ。スピードがかなり速いから、みなさんには気をつけてもらいたい。僕にとっても、彼女にとっても危ないことになるからね」
(c)AFP