米ボストン・マラソン爆弾事件で初の有罪評決、実行犯の友人
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【7月22日 AFP】2013年のボストン・マラソン(Boston Marathon)爆弾事件で、ボストン(Boston)の裁判所の陪審団は21日、捜査を妨害したとして罪に問われていた実行犯の友人に対し、同事件で初めての有罪評決を下した。
カザフスタン出身のアザマト・タジャヤコフ(Azamat Tazhayakov)被告(20)は、事件数日後に実行犯のジョハル・ツァルナエフ(Dzhokhar Tsarnaev)被告の大学学生寮の部屋からリュックサックを持ち出し、捜査を妨害した罪と共謀罪で有罪評決を下された。
タジャヤコフ被告の量刑は10月16日に言い渡される。最高で禁錮20年の判決が言い渡される可能性があるが、法務専門家らは、タジャヤコフ被告に直ちに国外退去処分が言い渡されるかあるいは最低で3年ほどの服役の後に国外退去処分になる可能性もあると指摘している。
タジャヤコフの裁判は、ツァルナエフ被告をかばうために捜査を妨害したとされる元学生の3被告のうち最初のものとなった。(c)AFP/Marcia Scott Harrison