【7月20日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は19日、同2部のレクレアティボ(Recreativo Huelva)と親善試合を行い、1-0で勝利してルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督に初白星をプレゼントした。

 リオネル・メッシ(Lionel Messi)やネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)、ルイス・スアレス(Luis Suarez)を欠いたルイス・エンリケ監督は、控え選手や下部チームにあたるFCバルセロナB(FC Barcelona B)の選手に試験の場を与え、その中で21歳の若手、ジョアン・ロマン(Joan Roman)が後半20分に決勝点を挙げた。

 敵地に乗り込んだバルセロナはボールを支配したものの、前半は得点を奪えなかった。

 後半に入り、ルイス・エンリケ監督はエバートン(Everton)へのレンタル移籍から復帰したジェラール・デウロフェウ(Gerard Deulofeu)を投入。すると、その20歳のデウロフェウのシュートが相手GKに弾かれたところにロマンが詰めて先制点を決めた。

 デウロフェウは試合終了間際にもシュートを放ったが、これはクロスバーに阻まれた。

 一方で、新加入のGKマルクアンドレ・テル・シュテーゲン(Marc-Andre ter Stegen)は後半にバルセロナ移籍後初出場を飾っている。

 この試合は、スペイン最古のクラブチームであるレクレアティボがその歴史を祝うために開催しているトロフェオ・コロンビーノ(Trofeo Colombino)の50回目を飾る一戦だった。(c)AFP