【7月17日 AFP】中国南部・広東(Guangdong)省広州(Guangzhou)市で15日夜に発生した路線バス爆発事件で、逮捕された容疑者の男が、賭博で負けた腹いせでバスに放火したと供述していることが、地元警察の16日の発表で明らかになった。

 警察がマイクロブログ「新浪微博(Sina Weibo)」の公式アカウントで明らかにしたところによると、バスは爆発後に炎上し、2人が死亡、32人が負傷した。8人が病院に搬送されたが、重体という。

 警察は16日、25歳の男の身柄を拘束。男は賭け事で負けたことに腹を立て、バスに放火したと供述しているという。

 中国ではこれまでにも、バスが放火される事件が発生している。こうした事件の容疑者らは、司法へのアクセスを拒否され、鬱積(うっせき)した不満や怒りを晴らすためとして、乗客の一般市民を狙った事件を起こしたとされる。(c)AFP