【7月14日 AFP】サッカーアルゼンチン代表のアレハンドロ・サベジャ(Alejandro Sabella)監督は13日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)決勝での敗戦を受けても、リオネル・メッシ(Lionel Messi)が偉大な選手であることに変わりはないと話した。

 世界年間最優秀選手「FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」に4度輝いているメッシは、アルゼンチンを優勝に導きディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏と肩を並べる機会を得たものの、決勝のドイツ戦ではゴールを決めることができず、チームは0-1で敗れた。

 サベジャ監督は、「W杯は非常に多くが求められる大会で、すべての選手を疲れさせる。彼はすでに、歴代の偉人と肩を並べる選手だ」とコメントしている。

 ドイツに敗れ準優勝に終わったアルゼンチンだが、メッシは今大会の最優秀選手を受賞しており、サベジャ監督は、これが妥当な選出だと感じているようだ。

「彼は受賞に値すると思う。素晴らしいW杯を戦ったんだからね」

「われわれがこういった結果に終わる上で、大きく貢献してくれた。極めて妥当だ」

 メッシはグループリーグで4得点を挙げたものの、決勝トーナメントでは、一度もネットを揺らすことができなかった。(c)AFP