3個目の惑星グリーゼfの存在は、すでに科学者らによって排除されており、これでグリーゼ581の周りを回っていると考えられる惑星は3個になった。これらはいずれもゴルディロックス・ゾーン内にはない。

 これまでに発見されている地球型惑星のうちの何個が、単なる混合信号にすぎない可能性があるかを判別するには、さらに研究を重ねる必要があるとマハデバン氏は指摘する。

 同氏は「もっと巨大な系外惑星の大半は、このような影響は受けない。こうした問題が生じるのは、信号がかすかで捉えにくい場合だ」と述べている。

「現在観測されている多くの惑星系は、おそらく実在するだろう」(c)AFP/Kerry SHERIDAN