フランスのロリス、対戦国の守護神ノイアーを絶賛
このニュースをシェア
【7月4日 AFP】サッカーフランス代表で主将を務めるGKのウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)は、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)準々決勝を控え、対戦相手であるドイツのマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)は最高の守護神だと称賛した。
アルジェリア戦でDFラインを押し上げたドイツは、ボールをクリアするため、GKのノイアーが数度にわたりペナルティーエリア外に飛び出している。
ロリスは、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)でプレーする28歳のノイアーが、「スイーパー・キーパー」としての役割を見事にこなしたことを称えている。
ドイツとの一戦を前に、マラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)で会見に臨んだロリスは、「ピッチで守備陣を押し上げるときは、自身の守備範囲を広げて『リベロ』としての役割を担う必要がある」と話した。
「その仕事ができるノイアーは、間違いなく世界で最もよくできたGKだ。アルジェリア戦では、目覚ましい活躍をみせた」
ドイツ代表のヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督もロリスと同じ見方をしており、ボールに触れている場面でのノイアーの技術を、フィールドプレーヤーのそれと比較した。
「ノイアーレベルの選手は、前に出ることができるし、ロングパスの感触も知っている」
「マヌエルはこの点に関して最高の選手だし、MFと同じくらいの技量を持っている。距離感がつかめるノイアーは、価値ある有能な選手だ」
(c)AFP