ノイアーが82年大会の「事件」を再現する可能性も、シューマッハ氏語る
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■フランス戦は「ドイツが勝つ」
交錯の後、シューマッハ氏は平然とガムをかみゴールキックを蹴るために待機し、フランスのサポーターからやじを受けた。
この行為で、第二次世界大戦中に占領下となっていたフランスの中ではドイツに対する否定的な意見が再び湧き、シューマッハ氏は国内でその責任を負わされた。
一方でシューマッハ氏は、チームではなく、アルジェリア戦でのピンチを幾度となく救ったノイアーを称賛した。
「ノイアーがいなければチームは大失敗となっていただろう。今大会最高とは言わないまでも、私の中で彼は最高のGKの一人だ。チームの方はまだピンときていない。統一感がない」
1987年に著書の中で、ドイツ・ブンデスリーガではドーピングがはびこり、プレシーズンのキャンプでは選手が売春婦と楽しむことがあったなどを暴露し、ドイツのサッカー界に激震を走らせたシューマッハ氏は、それでもドイツの勝利を信じている。
「2-1でわれわれ(ドイツ)だ。ドイツがフランスを倒すだろう」
「相手は危険だ。素晴らしい選手がいるし、戦うのは極めて困難だが、そうは言っても私はドイツ人。ドイツが勝つ」
自身にとって特別な一戦になるかと問われたシューマッハ氏は、感傷的になることもなく、簡単明瞭に「いいや」と答えた。そう言うと、シューマッハ氏は空港に向かうタクシーに乗り込んだ。(c)AFP/Celine LE PRIOUX