ドイツ、延長の末アルジェリア下し準々決勝進出
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【7月1日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)は30日、ポルトアレグレ(Porto Alegre)で決勝トーナメント1回戦の試合が行われ、ドイツは延長の末2-1でアルジェリアを下し、準々決勝進出を決めた。
ドイツはアルジェリア戦で史上初の白星を手にしたが、120分間のパフォーマンスは本調子からはほど遠いものだった。
W杯通算3度の優勝を誇るドイツは、延長戦で途中交代のアンドレ・シュールレ(Andre Schuerrle)とメスト・エジル(Mesut Ozil)が得点した。
ドイツは延長前半2分にシュールレが巧みなフリックから先制点を決めると、後半14分にはエジルが押し込み、4日にマラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)で行われるフランスとの準々決勝へ駒を進めた。
一方のアルジェリアは、闘争心あふれる戦いぶりに相応しい救いとなるゴールを、試合終了間際にアブデルムメンヌ・ジャブ(Abdelmoumene Djabou)が挙げた。
スタッツ上ではドイツはアルジェリアの3倍枠内シュートを放っており、ヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督にとっては決定力が懸念事項となっている。
試合前には、アルジェリアの約30年越しとなる「ヒホン(Gijon)の恥」へのリベンジが話題に上がっていた。1982年のW杯スペイン大会では、当時の西ドイツがオーストリアとともに利益を手にすることができる形で試合を終えたことにより、アルジェリアが大会から姿を消していた。しかし、ドイツはW杯で初の16強入りを果たしたアルジェリアを退け、8強入りを果たしている。(c)AFP