【7月2日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)は1日、スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)からストライカーのジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)を獲得することで合意に達したと発表した。

 これまでにもチェルシー移籍が取りざたされていたスペイン代表のコスタだが、チェルシーは契約解除金を支払ったことを明らかにしており、契約成立は目前とみられている。

 チェルシーは公式ウェブサイトに掲載した声明で、「チェルシーはジエゴ・コスタの獲得でアトレティコ・マドリードと合意に達した。クラブはスペイン代表のコスタを獲得するために契約解除金を支払った」と発表した。

 報道によると、コスタの最終的な移籍金は推定3200万ポンド(約55億円)になるとみられている。

 ブラジル生まれのコスタは、スペイン1部リーグで優勝を飾り、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)決勝では延長戦の末にレアル・マドリード(Real Madrid)に敗れた13-14シーズンのアトレティコで公式戦36得点を記録した。

 そして2010年のW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)王者スペイン代表の一員として、祖国で開催されたW杯ブラジル大会(2014 World Cup)に出場したコスタだったが、チームはグループリーグ敗退に終わった。

 コスタがW杯で苦しんだにもかかわらず、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は同選手の獲得を望んでいた。

 13-14シーズンのプレミアリーグでチェルシーは、優勝したマンチェスター・シティ(Manchester City)、リバプール(Liverpool FC)に次ぐ3位に終わっており、モウリーニョ監督はフェルナンド・トーレス(Fernando Torres)、サミュエル・エトー(Samuel Eto'o)、デンバ・バ(Demba Ba)を擁しながらも、チームにはストライカーが足りないと不満を述べていた。

 スペインのスポーツ紙「マルカ(Marca)」は先月、モウリーニョ監督が「コスタは私のチームに欲しい選手の一人だ」と語ったと伝えている。

 アシュリー・コール(Ashley Cole)とフランク・ランパード(Frank Lampard)が退団したチェルシーだが、これまでにかつてアーセナル(Arsenal)でプレーした経験を持つスペイン代表のセスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)をFCバルセロナ(FC Barcelona)から獲得している。

 また、チェルシーはオーストラリア出身のベテランGKマーク・シュワルツァー(Mark Schwarzer)と新たに1年契約を結んだと発表した。

 ペトル・チェフ(Petr Cech)の控えとして昨季フラム(Fulham)から加入したシュワルツァーは、負傷したチェフが戦線離脱したあと、アトレティコと対戦した欧州チャンピオンズリーグ準決勝でゴールマウスを守るなど、モウリーニョ監督の下で12試合に出場した。(c)AFP