ジェームズに続きウェイドも、ヒートとの契約破棄しFAへ
このニュースをシェア
【6月29日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のマイアミ・ヒート(Miami Heat)に所属するドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)が28日、契約オプションの早期解約行使をチーム側に伝え、レブロン・ジェームズ(LeBron James)と同じくフリーエージェント(FA)になることを明らかにした。
ヒートのパット・ライリー(Pat Riley)社長は、NBAオールスターゲーム(NBA All-Star game)の常連であるウェイドの決断を楽観的に見ていることを強調し、同じく残留を希望せずFAになる意向を明らかにしているベテランのウドニス・ハスレム(Udonis Haslem)と共に、チームにとどまってくれるはずだと話した。
ライリー社長は声明の中で、「本日、われわれは契約を破棄(オプトアウト)するというドウェインの意思を伝達され、ウドニスも契約を継続する意思がないことを伝えてきたため、両選手はFAになる」と発表した。
「ドウェインは10年以上にわたり、この組織の礎となってきた。生涯ヒートの家族でいてくれることを願う」
「ウドニスは、11年もの間チームの心臓部を担ってきた。彼は組織の発展のために幾度も自らを犠牲にし、まさにチームの縮図そのものだ。今後のことを話し合うため、近日中にドウェイン、ウドニス、両選手の代理人に会うのを楽しみにしている」
ウェイドには、2年間で総額4180万ドル(約42億4000万円)の契約が残っている。
米メディアは、「ビッグ3」の最後の一人であるクリス・ボッシュ(Chris Bosh)も、ヒートとの残り2年の契約を破棄する可能性が高いと報じている。(c)AFP