【6月27日 AFP】NBAドラフト2014が26日、米ニューヨーク(New York)市のバークレイズ・センター(Barclays Center)で行われ、全体1位指名権を持つクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)はカナダ出身のアンドリュー・ウィギンス(Andrew Wiggins)を指名した。

 先月行われたNBAドラフト抽選会で、2年連続となる全体1位指名権を引き当てていたキャバリアーズは、昨年全体1位で指名したアンソニー・ベネット(Anthony Bennett)に続き、2年連続でカナダ人選手を指名している。

 トロント(Toronto)出身のウィギンスは、元NBA選手のミッチェル・ウィギンス(Mitchell Wiggins)氏と、陸上短距離の元五輪カナダ代表のマリタ・ペイン(Marita Payne)氏との間に生まれた。

 ウィギンスは、「とにかく今は、いろいろなことが頭をよぎっている。夢が現実になった。子どもの頃から、この瞬間を夢見てきたんだ。本当に現実なのか分からないよ」とコメントした。

 全体2位指名権を持つミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)は、米国出身のジャバリ・パーカー(Jabari Parker)、全体3位のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)は、カメルーン出身のジョエル・エンビード(Joel Embiid)を指名した。

 オーランド・マジック(Orlando Magic)は全体4位でアーロン・ゴードン(Aaron Gordon)、ユタ・ジャズ(Utah Jazz)は全体5位でオーストラリア出身のダンテ・エクサム(Dante Exum)を選出した。

 今年のNBAドラフトでは、サクラメント・キングス(Sacramento Kings)が全体8位で指名したニック・スタウスカス(Nik Stauskas)も含め、上位8人のうち4人が外国人選手で占められた。

 そのほか全体6位のボストン・セルティックス(Boston Celtics)はマーカス・スマート(Marcus Smart)、全体7位のロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)はジュリアス・ランドル(Julius Randle)、全体9位のシャーロット・ホーネッツ(Charlotte Hornets)はノア・バンレー(Noah Vonleh)を指名した。(c)AFP