【6月27日 AFP】2013年の英王室費は、前年比240万ポンド(約4億円)増の3570万ポンド(約62億円)に上り、これは国民1人につき56ペンス(約100円)の負担に相当すると王室の会計担当が26日、発表した。

 王室の必要経費のうち、不動産維持のために国庫から支払われた補助金は1330万ポンド(約23億円)。ウィリアム王子(Prince William)とキャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)夫妻、そして長男のジョージ王子(Prince George)が暮らすケンジントン宮殿(Kensington Palace)の大改修費用340万ポンド(約5億9000万円)も含まれている。

 家族が住む「アパートメント1A(Apartment 1A)」は20部屋からなる。これを居住可能な状態にするためには、アスベストの除去作業や複数の水道完備をはじめとする大掛かりな改装が必要だったという。家具調度品をはじめ、一部費用については夫妻が自己負担した。

 一方、2012~13年期の外遊費は420万ポンド(約7億3000万円)で、前年の450万ポンド(約7億8000万円)を下回った。うち100万ポンド(約1億7300億円)は王位継承権第1位のチャールズ皇太子(Prince Charles)が使った。2013年12月に行われた南アフリカのネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元大統領の国葬への参列では25万5000ポンド(約4400万円)が費やされたという。(c)AFP