【6月26日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)は25日、マナウス(Manaus)でグループEの試合が行われ、スイスが3-0でホンジュラスに勝利し、リオネル・メッシ(Lionel Messi)を擁するアルゼンチンとの決勝トーナメント1回戦に駒を進めた。

 スイスはシェルダン・シャキリ(Xherdan Shaqiri)がハットトリックの活躍を見せ、前回大会の苦い記憶を消し去った。

 4年前はホンジュラスとの最終戦でスコアレスドローに終わり、16強入りを阻まれたスイスだが、今回はバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に所属するシャキリの活躍で前半のうちに2点を奪い、ホンジュラスの前に高いハードルを作った。

 ルイス・フェルナンド・スアレス(Luis Fernando Suarez)監督率いるホンジュラスも、グループ突破の可能性が薄いなか、反撃に出て1点を返そうとしたが、シャキリの3点目でスイスがとどめを刺した。

 オットマー・ヒッツフェルト(Ottmar Hitzfeld)監督率いるスイスは、FIFAランキングでも6位と上位に位置し、本大会出場は今回が10回目となるが、ベスト8に入ったのは母国開催だった1954年大会までさかのぼる。

 スイスは7月1日にサンパウロ(Sao Paulo)でアルゼンチンと対戦する。一方、この日エクアドルと0-0で引き分け、グループを首位通過したフランスは、6月30日にブラジリア(Brasilia)でナイジェリアと対戦する。(c)AFP