【6月19日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)は18日、リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)でグループBの試合が行われ、スペインは0-2でチリに敗れ、大会から姿を消した。

 スペイン代表を率いるビセンテ・デル・ボスケ(Vicente del Bosque)監督は試合後、前回王者がグループリーグ敗退に終わったことについて落胆を隠せなかった。

 1-5でオランダに敗れた13日のチーム初戦と合わせ、いまだに勝ち点1も獲得できずにいるスペインのデル・ボスケ監督は、「われわれ全員にとって悲しい日だ」とコメントした。

「先へ進めなかったことを申し訳なく思うが、今はまだ、この先どこへ進むかを分析することはできない」

「われわれはオランダとチリよりも劣っていた。向こうは得点を決め、スペインにとっては高い山になった。前半はあまりにも臆病で、後半も十分に盛り返すところまではいかなかった」

「先制点で向こうは勢いづき、われわれを本当に苦しめた」

 一方、この勝利でオランダとともに16強入りを決めたチリのホルヘ・サンパオリ(Jorge Sampaoli)監督は、「王者を倒した今日のチームのプレーを、誇りに思う。偉大なチーム相手の偉大な勝利だ」とコメントした。(c)AFP