【6月18日 AFP】北朝鮮でサッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)を記念した切手セットが発行されたと朝鮮中央通信(Korean Central News AgencyKCNA)が18日、伝えた。世界から孤立した北朝鮮でも、サッカーが高い人気を得ていることがうかがえる。

 切手の絵柄は、サッカーボールを持つ選手、W杯のトロフィーを掲げる選手、ドリブルする選手の3種類だという。記念切手の絵柄に用いられた選手名は不明。

 ブラジル大会への出場は逃した北朝鮮だが、韓国の聯合(Yonhap)ニュースによると、北朝鮮では韓国の放送局が放映したブラジル大会の試合を録画で放送しているが、画面では放送局名はぼかされているという。また北朝鮮は、アジア太平洋放送連合(Asia-Pacific Broadcasting Union)との合意によってサッカーW杯の放映権を得ているという。(c)AFP