ファン・ハール監督が警告、「まだ何も手にしていない」
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【6月18日 AFP】W杯ブラジル大会(2014 World Cup)に臨んでいるオランダ代表のルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督が17日、格下とみられるオーストラリアとの試合を前に、これからも地に足をつけて戦うよう選手に語りかけた。
オランダは、初戦となったスペイン戦で、主将のロビン・ファン・ペルシー(Robin van Persie)とアリエン・ロッベン(Arjen Robben)がそれぞれ2得点を決める活躍を見せ、2010年の南アフリカ大会(2010 World Cup)決勝で敗れた相手に対し、5-1での大勝という強烈な形でリベンジを果たした。
ファン・ハール監督は、大きな大会で絶好のスタートを切りながら、タイトルを逃してきた経験を持つファン・ペルシー、ロッベン、そしてウェズレイ・スナイデル(Wesley Sneijder)の3人が、ピッチ外でも大きな影響力を持っていると強調した。
W杯終了後、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)の指揮官に就任することが内定しているファン・ハール監督は、「W杯を制するには決勝に勝たなければならない」とコメントした。
「これは最初の一歩に過ぎない。地に足をつけて進む必要があり、先走るのは良くない。自分たちの力を証明し、オーストラリアに勝たなくてはならない。ただそれだけだ」
「チームは非常にうまく対応していると感じている。特に年上の選手たちはね。経験を重ねた選手たちは、今の状況を理解しているから、あれは単なる1勝であって、何かを獲得したわけではないとすぐにチームを引き締めてくれた」
「決勝トーナメント進出さえ確定しておらず、どんなことも起こり得る状況を踏まえて、ああいう対応が見られるのはうれしい。監督から、これ以上何かを言う必要はないということだ」
2002年大会では予選を突破できず、指揮官を解任されたファン・ハール監督だが、2期目となった今大会では、前回よりも満足のいく時間を過ごしている。
ロッベンをセンターフォワードに置く5-3-2のシステムは、スペイン戦では完璧に機能したが、オーストラリアが守備意識を高くして臨んできた場合はまったく別の試合になる可能性が高く、FCバルセロナ(FC Barcelona)を率いた経験を持つファン・ハール監督も、同じシステムにこだわるつもりはないと話している。
「オーストラリアが守備に徹するのであれば、4-3-3を使った方が高い位置から効果的にプレッシャーをかけられるだろう」
「それでも、望む結果がいつも手に入るわけではない。だからこそ、こういう質問は難しい。私は答えを知っているし、選手も知っている。布陣は明日の試合を楽しみにしてほしい」
オランダでは、ロン・フラール(Ron Vlaar)が軽度の負傷から復帰しており、ファン・ハール監督も、万全の23人からメンバーを選ぶことができると明言した。(c)AFP/Kieran CANNING