【6月18日 AFP】サッカー日本代表の吉田麻也(Maya Yoshida)が17日、2日後に行われるW杯ブラジル大会(2014 World Cup)グループCのギリシャ戦について、先制点が重要だと語った。

 グループCで下位に立たされた日本とギリシャにとっての重要な一戦を前に、サウサンプトン(Southampton FC)に所属する吉田は、キャンプ地のイトゥ(Itu)での練習後、雰囲気は「いつも通り」とコメントした。

 日本が14日にレシフェ(Recife)で行われたコートジボワール戦に1-2で敗れると、一方のギリシャもベロオリゾンテ(Belo Horizonte)でコロンビアに0-3で完敗し、両チームともに大会は苦しいスタートとなった。

 吉田は、「初戦で負けてしまい、その瞬間はもちろんすごく落ち込みましたが、まだ2試合あります」と語り、メンバーや戦術の変更はあるのかという問いに対しては明言を避けた。

 マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属する香川真司(Shinji Kagawa)と同様、イングランド・プレミアリーグでプレーする25歳の吉田は、日本のグループリーグ突破へ向けて、まだ自信は失っていないと語った。

 代表戦で通算42試合に出場している吉田は、「ギリシャも負けています。向こうには良いDFがいるし、戦術的にも優れている」と話し、ギリシャ戦では、日本のゴールが試合を動かすと続けた。

「守備の意識が非常に高いので、先制点を奪われれば向こうも前に出てこざるを得ない。そうすれば、僕たちが主導権を握れるチャンスも増えるはずです」

(c)AFP/John WEAVER