【6月16日 AFP】サッカーアルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)は15日、2-1で勝利したW杯ブラジル大会(2014 World Cup)グループFのボスニア・ヘルツェゴビナ戦でマンオブザマッチに選出され、笑顔でマラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)を後にした。

 主将を務める26歳のメッシは、この試合で先制点を演出すると、中盤から一気に加速するプレーで、決勝点となる2ゴール目を決めた。メッシは試合後、「改善しなくちゃいけないことはあるけど、W杯の初戦としては良かった」とコメントした。

 メッシは、「なんとか上手くやりたいと、不安に思っているのはみんな一緒。結果が最重要事項だった」と話し、ハーフタイムにアレハンドロ・サベジャ(Alejandro Sabella)監督が施した戦術変更が、後半戦で自身が本領を発揮する鍵になったとしている。

 アルゼンチンは3バックから慣れ親しんだ4-3-3へシステムを変更し、さらにゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)を前線に投入すると、そのイグアインがメッシの得点をお膳立てした。

「後半はすごく良かったと思う。ボールをキープして、チャンスを作った。後半にやったようなプレーを、これからも続ける必要がある」

「重要なのは良いスタートを切れたことだけど、あの(後半の)システムの方が、僕らFWにとっては間違いなくやりやすい。後半はカウンターからたくさんチャンスを作れたし、ボールを動かしているときのパスの選択肢も増えた」

「われわれFWとしては、あっちの方が好ましい。前半は少し苦しんだし、ポゼッションの位置が相手ゴールから遠すぎた。厳しかったが、僕らは2つのシステムを使って試合に勝つことができた。一番重要なのはそこだ」

 また、FCバルセロナ(FC Barcelona)のスター選手であるメッシも、この日マラカナンに集まった7万5000人弱の観客のうち、大多数を占めるアルゼンチンのサポーターが作り出した雰囲気には感動したという。

「スタジアムは感動的だったし、多くのアルゼンチンサポーターを見ることができて最高だった。きっと、ベロオリゾンテ(Belo Horizonte)とポルトアレグレ(Porto Alegre)でも同じ光景が見られるはずだ。最高の雰囲気だったし、誇らしい気持ちになれた」

 アルゼンチンは、21日にベロオリゾンテでイランと対戦し、25日にはポルトアレグレでナイジェリア戦に臨む。(c)AFP