■ロナウドとメッシも上位にランクイン

 ポルトガル代表として12日開幕のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)に臨むレアル・マドリード(Real Madrid)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が、8000万ドル(約82億円)で2位に入っており、15人がランクインしたサッカー選手中で最高となっている。

 ロナウドは、11社のスポンサーと総額2800万ドル(約28億円)の宣伝広告契約を結んでおり、昨年9月には5年総額2億ドルともいわれるレアルとの契約に合意した。

 NBAファイナル3連覇を懸け、サンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)との激闘を繰り広げているマイアミ・ヒート(Miami Heat)からは、レブロン・ジェームズ(LeBron James)が7230万ドル(約74億円)で3位に輝いている。ジェームズは、NBAで最高のスポンサー収入を得ており、自身がモデルのシューズラインは、昨年だけで3億ドル(約300億円)を売り上げている。

 サッカーアルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)は、先月FCバルセロナ(FC Barcelona)との新契約に合意したことが大きく影響し、6470万ドル(約66億円)で4位に入った。

 ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)で故障中のコービー・ブライアント(Kobe Bryant)は、6150万ドル(約63億円)で5位となっているが、そのうちの3050万ドル(約31億円)はNBA最高額の年俸が、3000万ドル(約30億円)はスポンサー収入が占めている。ブライアントは、昨年11月にレイカーズとの契約を2年延長しているが、今季は膝の負傷によりわずか6試合の出場にとどまった。

 年収6120万ドル(約62億円)のウッズは6位で、スポンサー収入、出場料、ゴルフコース考案料の総額は5500万ドル(約56億円)に上り、ウッズがデザインした最初のゴルフコースが、今秋にもメキシコにオープンすることになっている。