【6月9日 AFP】2014年世界ラリー選手権(WRC 2014)第6戦ラリー・イタリア(Rally Italia 2014)は8日、最終日が行われ、フォルクスワーゲン(Volkswagen)のセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)が、大会2連覇を飾り、総合順位でもリードを広げた。

 世界王者のオジェは、1分23秒1差でシトロエン(Citroen)のマッズ・オストベルグ(Mads Ostberg、ノルウェー)を2位、1分32秒差でチームメートのヤリマティ・ラトバラ(Jari-Matti Latvala、フィンランド)を3位に抑えた。

 ラトバラは、コース横の岩に接触してリアタイヤの交換を余儀なくされ、タイムをロスした。

 これで通算20勝目を挙げたオジェは、モナコ、メキシコ、ポルトガルに続き、今季通算4勝目を記録している。

 オジェは、中盤に差しかかる今季の総合順位で、ラトバラに33ポイント差をつけて首位を守っている。(c)AFP