【6月8日 AFP】けがのためW杯ブラジル大会(2014 World Cup)を欠場する可能性があったクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が7日、ポルトガル代表の練習に復帰し、チームを大きく後押しした。

 太ももと膝のけがに苦しんでいたロナウドは、ポルトガル代表の強化試合の欠場が続いており、W杯欠場の可能性が取りざたされていた。

 グループGのポルトガルは、16日にドイツとの大会初戦を控えており、その後は米国、ガーナと対戦する。

 29歳のロナウドは、米ニュージャージー(New Jersey)州で行われたチーム練習に参加し、10日に予定されているアイルランドとの親善試合で実戦復帰する可能性も出てきた。

 ポルトガルはエース・ロナウドの不在で苦戦が続いており、先週行われたギリシャ戦は0-0のスコアレスドロー、6日に行われたメキシコ戦では終了間際になんとか決勝点を挙げて1-0で勝利している。

 ポルトガルではまた、ラウル・メイレレス(Raul Meireles)も7日に行われたチームの全体練習に合流し、もう一人の主力選手であるペペ(Pepe)は復帰に向けて順調に進んでいるものの、まだ別調整のままとなっている。(c)AFP