【6月7日 AFP】サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)監督は、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)前最後の強化試合での逆転勝利に不満を示し、開幕までの1週間で答えを求めている。

 日本は6日、試合終了間際に途中出場の大久保嘉人(Yoshito Okubo)が決勝点を決めてザンビアに4-3で勝利を収めたが、これまでとは異なる新たな問題がいくつか生じた。

 通訳を通じてザッケローニ監督は、「勝ちはしたが、私は試合に満足していない。私は結果を重要視していない。これまでに見えていなかったいくつかの問題を発見した。これらの問題を克服すれば、われわれのチームはさらによくなる」と語った。

 グループC初戦となるコートジボワール戦の1週間前の7日にブラジルに発つ日本には、問題を解決するための時間は多く残されていない。

 ザッケローニ監督は、「私はインテンシティーに満足していないが、インテンシティーが低いということはモチベーションに欠けているという意味ではない。選手のインテンシティーを高めるための別のやり方を考えなければならない」とコメントした。

「ただし、W杯までに改善しなければならないのはインテンシティーだけではない。ザンビアの最初の2点はあまりに簡単に与えすぎた。われわれはゲームプランを実行することができなかった。前半は特にだ。W杯に向けてディフェンスにより重点的に取り組まなければならない」

(c)AFP/Jim SLATER