【6月6日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)を控える日本代表のアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)監督は5日、翌6日に行われる大会前最後となる強化試合のザンビア戦で、負傷している主将の長谷部誠(Makoto Hasebe)が欠場すると発表した。また、岡崎慎司(Shinji Okazaki)も発熱で出場が危ぶまれている。

 長谷部は、2日に行われたコスタリカとの親善試合に続いてザンビア戦も欠場することになった。

 ザッケローニ監督は、「長谷部は重要な選手。調整段階なので、焦らずやってもらいたい。W杯初戦に間に合うように調整している」とコメントした。

 コスタリカ戦で先発し、後半16分まで出場した今野泰幸(Yasuyuki Konno)が、ザンビア戦では長谷部の代役として出場する見込みだが、他の選手もチャンスをつかむ可能性はある。

「ユーティリティープレイヤーが多いのはチームの助けになるので、選択肢も広がる。ゲームの展開によって変化していくだろう。それぞれの適正ポジションでプレーすれば100パーセントのパフォーマンス出してくれると思うが、他のポジションでも70パーセント、80パーセントの計算はできるだろう。メンバーを入れ替えながらも結果は付いてきている。一つのポジションにくくりつけるのは得策ではない」