ナダル、マレーに完勝し決勝進出 全仏オープン
このニュースをシェア
【6月7日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2014)は6日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-3、6-2、6-1で第7シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)を下し、決勝進出を決めた。
ナダルはノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)とともに勝ち進み、決勝では世界ランクトップ2が対戦することになった。
通算8度の大会制覇を誇るナダルは、スウェーデンのビョルン・ボルグ(Bjorn Borg)氏を抜く5年連続優勝にあと1勝と迫っている。また、ナダルは優勝を飾れば四大大会(グランドスラム)通算14個目のタイトル獲得となり、歴代2位のピート・サンプラス(Pete Sampras)氏と肩を並べる。歴代1位は通算17勝のロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)となっている。
一方、敗れたマレーはバニー・オースティン(Bunny Austin)氏以来、英国人選手としては全仏で77年ぶりとなる決勝進出を逃し、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)の連覇に集中することになった。(c)AFP