ドン・ジマー氏が死去、トーリ氏「特別な人物を失った」
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【6月5日 AFP】米大リーグ(MLB)で12年間プレーし、引退後は監督、コーチ、アドバイザーとして40年以上球界に尽力したドン・ジマー(Don Zimmer)氏が4日、米フロリダ(Florida)州で死去した。83歳だった。
タンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)によれば、4月に心臓手術を受けたジマー氏は、フロリダ州ダニーディン(Dunedin)の病院で亡くなったという。
ジマー氏は、レイズのシニアアドバイザーとして11シーズン目を迎えており、自身が野球にささげた年数と同じ背番号66を背負っていた。
2004年からレイズで指導にあたっていたジマー氏は、その前の思い出深い10年間をニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)で過ごし、ベンチコーチとして8年にわたりジョー・トーリ(Joe Torre)元監督を支えた。
トーリ氏は、ジマー氏は家族のようだったという。
トーリ氏は声明の中で、「野球は彼の人生だった」と表現し、「彼が亡くなったことで、私と妻のアリーの人生にぽっかりと穴が空くだろう。彼が大好きだった。今夜、野球界は特別な人物を失った」と悲しみをつづっている。
MLBで合計14球団のユニホームを着用したジマー氏は、当時のブルックリン・ドジャース(Brooklyn Dodgers)やワシントン・セネタース(Washington Senators)にも所属した。
1954年から65年まで、ドジャース(ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)も含む)、シカゴ・カブス(Chicago Cubs)、ニューヨーク・メッツ(New York Mets)、シンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)、セネタースでプレーしたジマー氏は、主に内野手として通算1095試合に出場、打率.235、91本塁打、352打点を記録した。
ジマー氏は、1971年から毎年監督やコーチ、アドバイザーを歴任し、1989年に16ゲーム差をひっくり返してカブスを地区優勝に導くと、その年のナショナル・リーグ最優秀監督に選出された。
ヤンキースでのコーチ時代には4度、選手時代にも2度ワールドシリーズ制覇を経験したジマー氏は、1955年にブルックリン・ドジャースで、1959年にロサンゼルス・ドジャースで、チームの優勝に貢献している。(c)AFP