【12月10日 AFP】米野球殿堂(Baseball Hall of Fame)は9日、米大リーグ(MLB)の拡張期に貢献した関係者を表彰する殿堂入りの投票結果を発表し、ジョー・トーリ(Joe Torre)氏、ボビー・コックス(Bobby Cox)氏、トニー・ラルーサ(Tony La Russa)氏が選出された。

 3人の元監督は2014年7月にニューヨーク(New York)州のクーパーズタウン(Cooperstown)で行われる表彰式典で正式に殿堂入りを果たす。

 名将として実績を残した3人の中でも抜群の知名度を誇るトーリ氏は、大リーグ機構で試合運営を担当する部門の副会長を務めている。

 3人はいずれも1990年代半ばから米球界で圧倒的な存在感を発揮しており、監督としての通算勝利数は全員が通算2000勝以上を記録し、歴代5位までにランクインしている。

 トーリ氏は通算2326勝で歴代5位、ラルーサ氏は通算2728勝で同3位、コックス氏は2504勝で同4位となっている。

 殿堂入りには選考メンバー16人のうち12人以上の得票が必要となる。(c)AFP