【6月5日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2014)は4日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第7シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は6-4、6-1、4-6、1-6、6-0で第23シードのガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)を退け、準決勝進出を決めた。

 日没に差し掛かり中断するかとも思われた試合は、フランス勢で唯一勝ち残っていたモンフィスがウイナーを決めるごとにコート・フィリップ・シャトリエ(Court Philippe-Chatrier)の観客が沸き、マレーがミスを犯す度にまた盛り上がるという、ロックコンサートのような状態になった。これに触発されたマレーは、第5セットをわずか24分で奪い、試合に決着をつけた。

 降雨により開始が3時間遅れたこの日の試合は、午後9時40分にようやく終了した。

 マレーは、「大変な試合だった。ガエルとは、10歳か11歳の頃にここから少し離れたルーアン(Rouen)で初めて対戦した。彼はすごくいい友達だよ」とコメントした。

「コンディションが厳しくて、風が強い上に、スローで重かった。それに、彼はコートで本当によく動いていた。今大会で一番じゃないかな」

 昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)を制したマレーは、2011年大会(French Open 2011)でも4強入りを決めたが、そこではラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に敗れ大会から姿を消した。3年ぶりにベスト4まで勝ち進んだマレーは、決勝行きの切符を懸け、全仏で通算8度の優勝を誇るナダルとの再戦を果たすことになる。

 史上初の大会5連覇を見据えるナダルとの対戦について、マレーは、「そうだな。彼はこのコートにとても良い思い出があるんだろうね」と皮肉ってみせた。

「今のところ、準決勝に来られたことをうれしく思っているし、最高のテニスができるように頑張るよ」

(c)AFP