【5月21日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)のマイナー球団に所属するキューバ人選手のアレックス・ゲレーロ(Alex Guerrero)内野手が、チームメートのミゲル・オリボ(Miguel Olivo)捕手とダッグアウトで小競り合いを起こした末に、耳の一部をかみちぎられた。

 ゲレーロの代理人を務めるスコット・ボラス(Scott Boras)氏は20日、FOXニュース(FOX News)に対し、同選手は病院に運ばれ、損傷した耳の修復のため手術を受ける見込みだと話した。

 オリーボはドミニカ共和国出身で、両選手はドジャースのファーム(3A)のアルバカーキ・アイソトープス(Albuquerque Isotopes)に所属している。

 ボラス氏によると、グラウンド内で口論を始めた両選手は、ダッグアウトに戻っても小競り合いをやめず、少なくともパンチが1度は飛び、ゲレーロの耳の一部が「かみちぎられた」という。

 今オフにキューバから亡命したゲレーロは、形成外科手術が必要になるという。

 ドジャースと4年総額2800万ドル(約28億円)で契約を結んだゲレーロは、アイソトープスで打率.376、10本塁打、29打点の数字を残している。(c)AFP