【5月11日 AFP】ボクシング、WBCヘビー級王座決定戦12回戦は10日、米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)のガレン・センター(Galen Center )で行われ、バーメイン・スタイバーン(Bermane Stiverne、カナダ)が6回KOでクリス・アレオーラ(Chris Arreola、米国)を下し、空位となっていた王座を獲得した。

 2009年以来となった米国でのヘビー級王座決定戦で、35歳、ハイチ生まれのカナダ人ボクサーのスタイバーンが6回に2度のダウンを奪い、2分2秒でレフェリーは試合を止めた。スタインバーンは、2013年4月にもアレオーラとの対戦で勝利している。

 ウラディミール・クリチコ(Wladimir Klitschko、ウクライナ)とビタリ・クリチコ(Vitali Klitschko、ウクライナ)氏のクリチコ兄弟と対戦する挑戦者がいなかったことで、ヘビー級タイトルマッチが北米で行われるのは極めてまれだった。(c)AFP