【5月7日 AFP】米プロバスケットボール協会（NBA）は6日、13-14レギュラーシーズンの最優秀選手（MVP）を発表し、オクラホマシティ・サンダー（Oklahoma City Thunder）のケビン・デュラント（Kevin Durant）を選出した。

 デュラントは今季、ここ5シーズンで4度目の得点王にも輝いている。

 今回のMVPは、デュラントにとっても、シアトル・スーパーソニックス（Seattle SuperSonics）として設立し、米国の中央部オクラホマシティ（Oklahoma City）移転したにサンダーにとっても初の受賞となった。

 デュラントは、米国とカナダのメディア関係者と、ファンのインターネット投票合計124票のうち、119の1位票を獲得し、合計1232ポイントで栄誉を手にした。

 デュラントは、「ただただ夢のような気分だ。カレッジからNBAに入り、ここにNBAの最優秀選手として立つことができるとは想像もしなかった。何度も失敗し、立ち上がった。最も厳しいときをくぐり抜け、持ちこたえた」

 デュラントは、母ワンダ（Wanda）さんが、ワシントンD.C.（Washington DC）郊外のアパートからアパートへ引っ越ししながら、きょうだいとともに自分を苦心しつつ育て挙げてくれた少年時代を思い起こした。

「あなた（ワンダさん）は僕らのために身を粉にしてくれました。あなたが本当のMVPです」